投資節税

節税効果がなくてもその節税商品を買うか?その投資をするか?という視点の重要性

節税以外の理由はあるか

職業柄、今までいろんな税理士さんと仕事をしてきました。

その中で

やたら節税商品をすすめる税理士さん

がいました。

節税の話は税理士さんに個別相談するのがふつうですが

税理士自身が節税商品をすすめている

となると話は変わってきます。

なぜなら、節税商品をすすめることで、ポケットにお金が入るからです。

商品を売る人に相談するとどうなるか?

例えば銀行や証券会社で

「何かおすすめの投資先はありますか?」

と相談したら、喜んで手数料3%の投資信託がやってくるでしょう。

投資信託を購入した瞬間に、銀行・証券会社には3%の手数料が入ってきます。

投資信託

例えば1,000万円の投資信託を顧客が買えば、ノーリスクで30万円(3%の場合)が入ってきます。

その投資信託が値上がりしようが、値下がりしようが関係ありません。

リスクを負うのは顧客です。

似たような商品をネット証券で販売手数料無料(ノーロード)で買えたとしても

「ネットで買った方がいいですよ」

と言うことはまずありません。

自分たちの儲けが減るからです。

手数料を払ってリスクを負ってないか?

同じように生命保険や節税商品の紹介をしてくる税理士は、その紹介手数料が自分のポケットに入ります。

紹介料

別に紹介手数料をもらうことが悪いと言いたいわけではありません。

ただ、相手が紹介することで利益がある時点で、自分と相手は対等な関係ではないということです。

昔、ある銀行の店頭で投資信託の人気ランキングトップ3が並んでいました。

見たら、販売手数料が3%以上の高いものばかりで「おい!」って思いましたが、そういうことです。

この話は、アフィリエイトをしている人なら良くわかると思います。

アフィリエイトサイトのランキングの上位が報酬の高い順に並んでいるのを見ると、くらくらしてきます。

相手が良き相談者である立場を利用して、紹介手数料をもらうために行動していないでしょうか?

自分が「手数料」を払って「リスク」も負っている可能性があります。

節税を1番の目的にしない。

大事なのは

節税できなくてもその商品を買うか?

税できなくてもその投資をするか?

という視点です。

そもそも節税とは、税金を減らして外に出ていくお金を少なくして、会社にお金を残すために行います。

ところがダメな節税は、外にたくさんお金を出して税金は減るけど、肝心の会社のお金も残らないのです。

その中には紹介者への手数料も含まれていたりします。

例えばコインランドリー投資で考えてみましょう。

設備投資(建物、内装、洗濯機とか)によって最初の年の税金が減ったとしても、その後の売上が少なければ、トータルで見て会社にお金が残らない可能性があります。

コインランドリー投資

だから目の前の節税のことばかり見てはだめです。

投資による効果(コインランドリー投資ならその後の売上)も注意深く確認する必要があります。

別にコインランドリー投資がダメと言ってるわけではありません。

コインランドリーは現在、投資額全額を初年度に経費として落とせる節税商品としてアピールされているので、投資をする理由が

節税目的オンリー

になっていないかな、と思うことがよくあるからです。

投資は、投下した資金を上回るリターンを得るのが1番の目的です。

節税は2番目以降の目的であるべきです。

1番大事なリターンが得られていなければ、お金をドブに捨てて節税しているだけです。

そんな節税は誰も望んでいないでしょう。

設備を売るコインランドリー会社が儲かるだけです。

コインランドリー会社を紹介した人が儲かるだけです。

そういう人たちが、自分たちの儲けのために投資をすすめている可能性もあります。

忙しくて相手に任せるのは1番危険です。

売上のシミュレーションが甘すぎて想定した売上高にはほど遠く、トータルで投資資金を回収できないケースもあります。

節税できなくてもその商品を買うか?

税できなくてもその投資をするか?

という視点で、厳しく節税商品や投資内容を見ていきましょう

よくわからないけど節税できるから買う、投資する

というのが1番お金をドブに捨てやすいので気をつけましょう。

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